基本的なルールはバレーボールと同じで、ボールを地面につけないように3回以内で相手コートに返します。 バレーボールと大きく異なる点は以下の通りです。
@手を使えない
サーブの際のトス以外は、肩から先の腕および手は使用できません。
A1人で続けてボールタッチOK
セパタクローではチーム全体で3回以内で相手コートに返せば良く、同じ人が3回続けてボールタッチしてもOK。
B守備位置にローテーションがない
そのため、それぞれのポジションには高い専門性が必要といえます。
Cサーブの方法が異なる
バレーボールでは自分で投げ上げたボールをサーブしますが、セパタクローでは別の人(スローアー)が投げたボールをサーブします。
また、サーブ球はネットに触れて相手コートに入っても構いません。
サーブをする選手は片足(軸足)を必ずサービスサークル内に入れ、クォーターサークルに入った選手からトスを受けて、そのボールを蹴ります。
一方のサーブによって試合が始まると、1回の攻撃で3度までボールに触れることができ、肩から指の先までの腕以外なら、頭、背中、脚とどこでも使えます。
●フォルト(反則)
攻撃側がフォルトした時はサーブ権が相手に移り、防御側がフォルトした時は相手の得点となる。主なフォルトは、次のとおり。
@ラインクロスした時。
Aオーバーネットしてボールをタッチした時。
B連続して4回以上ボールにタッチした時。
Cボールが手や腕に触れた時。
●得点
ゲームは3セットマッチで、21点ラリーポイント制(最大25点までデュース)で行われ、2セットを先取したレグが勝ちとなります。
セットカウントが1-1で並んだ場合はタイブレークと呼ばれる15点(最大17点まで)の第3セットを行い勝敗を決します。 |